不登校のおうちじかん

学校へ行かないことを選択したこどもと暮らす

不登校。学校行事について思うこと。

我が家には、小学生の不登校(次男)と、中学生の不登校(長男)のこどもがいます。
長男の完全不登校から1年経ち、私も不登校の親として、1歳になりました。

こどもが学校に行ってた頃はね、私、学校行事を楽しみにしていたんですよ。

はい。私が、です。
運動会も、音楽会も、卒業式も、入学式も。
こどもの晴れ舞台をみて、成長を感じ、うるうるしました。

だがしかし、です。

こどもは、不登校になる前から、ちっとも行事が好きじゃなかったって言うんです。
イヤだけど、しかないからやってた。ずっと、ほんとイヤだった、と。

そういえば。
言ってましたね。
でも、私、聞いちゃいなかったんですねぇ。
自分の「楽しみ~な気持ち」が、上回ってたんですね。

イヤな理由は、まあ、いろいろあるみたいなんですけどね。

自分がこどものころの気持ちとかはもう、忘れちゃってて。

それで、こどもが学校に行かなくなって、行事に出なくなって、
切ない気持ちになるんですね。
歌ってるところ、見たかったな~。
楽器を演奏してるとこ、見たかったな~。
ダンスしてるところ、見たかったな~。
走ってるの、見たかったな~。

ぜんぶ、私の気持ちですね。

当の本人たちは、せいせいしてるわけです。
出たくない行事に出なくていい。って。

不登校でも、学校の先生から行事のお知らせをいただきます。
すると、ざわざわ、もやもや、するんですよ。
なんとも言えない切ない気持ちになる。

それで。

親としての気持ちをしっかり自分で受け止めて、自己共感しました。

見たかったよね。
そりゃあ、そう思うよね。
残念だった。
そう思っていいよ。
って。
不登校親のお友達に聴いてもらって、たくさん泣きました。

そしたら、
視界がくっきりとしてきました。

ただ、こどもに必要なかった。
それを、本人が選択した。

それだけなんだな~。って。

誰のため、何のための経験なのか?
って考えられるようになって。

受け入れられました。

これからは、
本人たちが望む形で、望むことを経験できるよう、後押ししようと思います。

こどものための、人生ですからね。
本人のものですからね。

そして、私は私で好きなことしよっと。